デジタル証券の発行・ライフサイクル管理プラットフォームを提供するSecuritize Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:ジェームス・エイチ・フィン、以下、Securitize)は、株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩、以下丸井グループ)により実施されたエポスカード会員向けのデジタル債の発行に、Securitizeのプラットフォームが活用されたことをお知らせいたします。国内事業会社初の公募デジタル社債となる本募集においては、当初発行予定額約1億円に対し、抽選申込みは約20億円にのぼりました。
今回の案件では発行体はSecuritizeのプラットフォームを活用することで、投資家と安全な形で直接つながることが可能となり、振替債の仕組みではこれまで実現が難しかったさまざまな取り組みが実現可能となりました。
また、本募集では譲渡制限があるため利用できませんが、Securitizeのプラットフォームではデジタル社債はセキュリティトークン化されており、技術的には期中に投資家が希望する場合には容易に譲渡が可能となります。
「今回の案件はSTOの世界における新たな高みを示し、今後のロールモデルとなるような歴史的一歩といえます。STOの強みが最大限に活かされたことに加え、関係者全員がメリットを感じられる取り組みとなったことは重要です。Securitizeのプラットフォームが、発行会社の重要な企業理念の実践をサポートする機会をいただいたことに感謝しています。」
Securitize, Inc.は2017年に米国で設立された大手デジタル証券会社*1で、発行から流通市場まで対応したセキュリティトークン・ソリューションを提供しています。企業には法令に準拠した資金調達と株主管理サービスを、投資家にはオルタナティブ資産への投資機会を提供しており、3,000社以上の企業と120万人の投資家を有しています。Securitize, Incは子会社のSecuritize, LLCおよびSecurities Markets, LLC、Pacific Stock Transferから構成されます。Securitize, LLC は、米国でSEC登録のトランスファーエージェントです。Securitize Markets, LLCはSEC登録のブローカーディーラーで、FINRA及びSIPCに加入する代替取引システム(ATS)提供業者です。詳しくは http://www.securitize.io をご覧ください。
*1 日本においては証券業は行っておりません。
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