コンセプト
銀行が登録金融機関として 合同運用指定金銭信託などのデジタル証券を募集し、自社のインターネットバンキングやアプリからシームレスに販売。
Securitize Platform(Securitize PF)が銀行基幹システムと API/SSO 連携し、トークン発行・ライフサイクル管理および投資家ダッシュボードをワンストップで提供します。
銀行募集型デジタル証券ソリューションの特徴
本ソリューションは、銀行の既存チャネルにデジタル証券を追加することで商品ラインアップを拡張し、SSO 連携によりインターネットバンキングからのシームレス繊維でのデジタル証券メニューへのアクセス・購入を実現しつつ、Securitize PF がトークン管理・利払い管理・書面発行等まで一括管理する機能群を提供します。
銀行チャネルでの商品ラインアップ拡充
- 証券会社を介さずにデジタル証券を取り扱えるため、預金・投信に加えて新たな投資機会を顧客へ提供。取引資産の拡大とクロスセルを促進。
SSO 連携によるシームレス UX / UI
- インターネットバンキングにログイン済みの顧客は、追加登録やパスワード入力なしで購入画面へ遷移可能。離脱率を最小化し、PC/スマートフォン完結の高速申込が実現可能。
ワンストップ運用とデータ可視化
- Securitize PF がトークン発行・利払/分配計算・レポーティングまで機能提供。銀行は投資家属性や保有状況をリアルタイムで把握でき、CRM 施策に活用。
実績の一部をご紹介
ソニー銀行の合同金銭信託デジタル証券
ソニー銀行は 2023 年、日本初となる 銀行によるデジタル証券募集 として、三井住友信託銀行(SMTB)の不動産ローンを裏付け資産とする合同金銭信託を販売。
さらに 2024 年には外貨建てグリーンボンドを第 2 号案件として展開し、オリジナル NFT 特典 を付与するなどエンゲージメントを強化しました。
- 銀行募集型の国内初事例:
- 登録金融機関としてデジタル証券を募集
- SSO 実装:
- ソニー銀行のサイトからデジタル証券購入画面へワンクリック遷移
- 外貨建ても対応:
- 第 2 号案件で日本初の外貨建てデジタル証券を販売
- 特典 NFT:
- 環境貢献をテーマにした限定 NFT を配布し、投資家体験を向上