デジタル証券(セキュリティトークン)のプラットフォームのリーディングカンパニーで、米国証券取引委員会(SEC)登録のトランスファーエージェントであるSecuritize, Inc. (本社:米国サンフランシスコ、CEO:カルロス・ドミンゴ、以下、Securitize)は本日、SECおよび米金融取引業規制機構(FINRA)登録のブローカー・ディーラーおよび代替取引システム(ATS)提供者であるDistributed Technology Markets, LLC(以下、DTM)を買収するための最終契約を締結したことをお知らせいたします。DTMは、2020年にデジタル証券を含む私募証券のプライマリー発行とセカンダリー取引所提供の認可を取得しています。また、買収の一環として、Securitizeは、複数の州でマネートランスミッターのライセンスを持ちマネーサービス事業を展開する、Velocity Platform, LLCも買収する予定です。この買収は規制当局の承認が必要であり、買収条件は公表されていません。
■ SecuritizeのCEO兼共同創業者カルロス・ドミンゴのコメント
「DTMの買収により、Securitizeはプライベート資本市場向けの一連のサービスを展開できるようになります。発行体と投資家の間のやりとりを大幅に改善し、現在の市場にあるどのサービスより、全てにおいて優れた顧客体験を実現できるようになるでしょう。」
Securitizeは2017年に設立され、デジタル証券業界で最も成功し、認知されている企業の1つです。これまで150社以上の顧客と契約しており、Securitizeの提供するデジタル証券の発行・ライフサイクル管理プラットフォームは4万人以上の投資家に利用されています。
Securitizeはこれまで、Santander InnoVenture(現Mouro Capital)、MUFG、野村ホールディングス、SBI、ソニー・フィナンシャル・ベンチャーズ(SFV)など、世界最大級の金融機関から3,000万ドル以上の資金調達を行ってきました。さらにSecuritizeは、Algo Capital(Borderless Capitalに改名)、BlockchainCapital、Blockchain Ventures、Fenbushi、Kinetic、SPiCE VC、Tezos Foundationなどのブロックチェーン業界で著名な投資家から投資を受けています。
■DTM CEOクリス・ウィッテンボーン氏のコメント
「プライベートマーケットでの証券発行と二次流通の領域には莫大な事業機会が眠っています。業界をリードするSecuritizeと提携することで、この未開拓な市場でのビジネスを効率的に拡大することが可能になります。」
Velocity Markets (旧Orchard Platform Markets LLC)の子会社であるDTMは2015年に設立され、先日、デジタル証券を含む私募証券の発行とセカンダリー取引所提供に関する、当局の認可を取得しました。
今回の買収によりSecuritizeは、既存のSecuritizeの技術スタックを活用しつつ、現在デジタル証券業界で最も未発達でありながら最も重要な要素の一つである、発行体と投資家双方に対する流動性の提供が可能となります。
■Distributed Technology Marketsについて
Distributed Technology Markets, LLC(以下「DTM」)は2015年に設立されました。FINRA/SIPCのメンバーであり、SECに代替取引システム(ATS)を登録しています。2020年にデジタルアセット証券を含む私募証券の発行とセカンダリー取引所の提供に関する、SECおよびFINRAの認可を取得しています。
■Securitizeについて
Securitizeは、株式、債券、不動産等のデジタル証券の組成を可能にし、適格投資家により簡単に所有、管理、取引を可能にすることにより、資本市場の近代化を進めています。 Securitizeは米国における、複数のデジタル証券取引所、発行体とインテグレートされている、唯一SECに登録されているトランスファー・エージェントです。
■Securitize Japan 会社概要
新社名 :Securitize Japan株式会社(セキュリタイズジャパン)
代表者 :代表取締役 ジェームス・エイチ・フィン
所在地 :東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー 6F
設立 :2018年9月
事業内容 :デジタル証券のためのコンプライアンス準拠プラットフォームを提供
コーポレートサイト:https://www.securitize.co.jp/
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