Securitize, Inc.(スペイン・マドリード、CEO:カルロス・ドミンゴ、以下、Securitize)は、EU市場への事業進出をお知らせいたします。6月15日のスペインの財務省・国際金融総局の発表にある通り、Securitizeは新技術等実証(規制のサンドボックス制度)に正式に参加しました。当局の監督のもと、Securitizeは限定された企業とその投資家を対象にデジタル証券に関する実証を行い、今後6~12カ月以内にEU全体で正式に事業を行うことを目指します。
Securitizeがサンドボックス制度において実証フェーズを完了した際には、米国とEUの両方で展開するデジタル証券の取引を支援する唯一の企業になる見込みです。
2017年に設立されたSecuritizeは、未上場企業が個人も含めた投資家から資金調達を実施できるワンストップのプラットフォームを構築しました。米国の規制に準拠しながら、株式はデジタル証券(セキュリティトークン)として発行され、マーケットプレイスで二次取引が可能です。Securitizeは、当局による実証フェーズの完了後、これらのサービスをEU全域で提供できるようになる見込みです。
「金融サービスを提供する上で、トークンは紙よりも根本的に優れた方法です。ブロックチェーンは、企業や投資家の金融市場へのアクセスを改善し、拡大させ、民主化する可能性があります。こうしたテクノロジーをEUに導入するプロセスをを始めることができ、非常に嬉しく思います。」
スペインの証券規制当局による金融サンドボックス制度への参加は、2023年3月に施行されるブロックチェーン技術に基づく市場インフラのためのパイロットプログラム(the Pilot Regime for Market Infrastructures)も同じく、SecuritizeのプラットフォームをEU市場やその規制に適応させる第一歩となります。Securitizeをはじめとしたトークンベースで金融サービスを提供する企業が今後遵守すべき規制は、今回の指針に基づいて制定されます。実証後、SecuritizeはEUでトークン化された証券の発行と管理・流通取引を認可される最初期のブロックチェーンベースの金融機関となります。
Securitize, Inc.は2017年に設立された大手デジタル証券会社*1で、発行から流通市場まで対応したセキュリティトークン・ソリューションを提供しています。企業には法令に準拠した資金調達と株主管理サービスを、投資家にはオルタナティブ資産への投資機会を提供しています。Securitize, Incは子会社のSecuritize, LLCおよびSecurities Markets, LLC、Pacific Stock Transferから構成されます。Securitize, LLC は、米国でSEC登録のトランスファーエージェントです。Securitize Markets, LLCはSEC登録のブローカーディーラーで、FINRA及びSIPCに加入する代替取引システム(ATS)提供業者です。詳しくは http://www.securitize.io をご覧ください。
*1 日本においては証券業は行っておりません。
会社名:Securitize Japan株式会社(Securitizeジャパン)
所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー 6F
代表者:代表取締役 ジェームス・エイチ・フィン
事業内容:デジタル証券の発行・管理プラットフォームを提供
設立年月:2018年9月
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